だいぶセンチメンタルで重いタイトルですみません。
でも、内容もきっと重いかもしれません。
私自身は、それほど重く受け止めていなくても、周りから「重っ!
幸せと悲しみが同時にくる
受験うつと診断された次男ですが、
現在、自動車教習所に通っていて、
一時期は、
けれど、
人間の気持ちというのは、こうも複雑か…、
それでも、たしかに嬉しくて幸せな気持ちは存在するのです。
将来の不安を捨てる勇気
実は、
(どっちなんだい!)
そのため、次男に進学先を怒涛のごとく提案していました。
国立、私立、専門学校、通信制大学、etc…
片っ端から大学案内、学校案内を取り寄せて、
道はいくらでもあるよ!さあ!どれにする!
みたいな。
それが仇となったわけです。
それが、彼のやる気を自立を自信を妨げていたのだと思います。
親としての役目ばかり気にしていた
その時は、
激しい勘違い。
親として恥ずかしい限りです。
「親としての自分の役目」ばかりに気を取られ、彼の「気持ち」
巷で話に出る「ブルドーザー親」だったようです。
まったくもって自覚はなかったのですがね。
将来の不安への対処
私は、人よりビビリです。
将来起こりうるであろうリスクは可能な限りつぶして行くタイプ。
石橋を叩いて…叩きすぎて割ってしまうタイプです。
次男の進路についても、石橋を叩き割っていたのだと思います。
これはもう、私(親)
だからといって「不安にならないようにする」というのは厳しい。
試しに頑張ってみたけど、できませんでした。
そらそうだ、だって不安になっちゃうもんだもん。
そこで、考えついたのが「不安を手放す」こと。
アドラー心理学の「課題の分離」とヨガ哲学の合わせ技である。
具体的にいうと、
次男の将来への責任は次男にある → 親がどうにかできるものではない → 親が不安に思っても無駄(課題の分離)
不安を自分の思考から遠くに追いやり、「今」に意識を集中させる → それでも現実が変わるわけではないが気持ちには余裕が生まれる(
おかげで、勝手に思い悩む回数はだいぶ減りました。
その分、彼への負担が減っていることを願います。
まだまだあがく予定です
とはいえ、「勝手にしなよ。
この世に生を受けた以上、
ですので、彼が前向きに進んでいけるように取り組んでいます。
それは何かというと「会話」です。
会話といっても、大人が子どもに話す結論有りきのものではなく、
情報過多の現在は、
昔、本やテレビが情報源だったころ、
そんな機会が今は乏しくなっているのではないかと。
だから、
私は、めげませんよ。
諦めたらそこで試合終了ですから
高専中退はやっぱり…
結果がよろしくないと、過去の出来事について「
とタラレバをよく考えます。
例にもれず、私もこれまでよく考えていました。
何度も別のシチュエーションをシミュレーションして、
それでも、
どちらかといえば、高専に進学したことが間違いだった。
いまさらですけどね。
ただ、
どんな進路を選んだにしろ間違いなんてない、と思っています。
46年生きてきたからわかります。
決めた通りの人生を歩む人は一握りであり、
10代に出会う分岐点も、
チャンスも時間も作り出せる環境にあります。
なにより大事なのは、
勝手な理屈ですけどね。
だから、次男はもちろんですが長男も長女も、
できればそのときに側で見守れたらな、というのが私の願いです。
金銭的な将来の不安をなくすために、投資の記事も書いています。
興味のある方はよければ読んでみてください。
コメント
はじめまして。
我が家の子は大学生ですが、まさに中退しそうです(とりあえず休学を選び、目下手続き中です)。
何となく入ってしまった大学で、やはりついて行けなくなり、コロナ禍でのリモート授業も影響し、学業不振になりました。
私自身「ザ・昭和」のアラフィフなので、〜すべき思考が強く、なかなかドンと構えられずにいます。
また、私より更に年上の親戚などか「ど正論」を言うので、つい気にしてしまったり…
上手に見守るのって難しいですね。ついつい私も「あれやったら、この資格取ったら?」と先回りして色々提示しがちです。反省…
まだまだ自分自身どう振舞うべきか模索中です。
ルべウスさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
ルべウスさんもお子さんも、つらい時を過ごしてきたのですね。
でも、私も体験したからわかるのですが、ルべウスさんもお子さんも世間からは止まっているようにみえてますが、確実に前進していると思います。
順調に進んでいると見えないものが、壁にぶち当たると見えてきます。
自分のこと、周りのこと、社会のこと、将来のこと、大切なこと、不要なこと
そういったものがクリアになってきます。
ちょっと立ち止まってこういったものを観察する時間は後の充実した人生につながります。
だから、きっと大丈夫だと思います。
P.S.
今の時代、ど正論なんて、5年経てばゴミです。
ちょっと道をはずれる機会を得られたことは、逆にラッキーです。
変化することを楽しみましょう。