つみたてNISA開設!の次にすること
これまでシングルマザーの資産形成としてつみたてNISAを強くおすすめしてきました。その理由は、
「投資利益の全てが非課税だから」
「少額からつみたてできるから」
「非課税期間が20年と長期間できるから」
先月、私の妹もめでたくつみたてNISAデビューしたのですが、その時に
「口座作ったけど、何に投資したらいいの?」と聞かれて
「そりゃ米国株でしょ」と答えました。
私の妹のように「株!始めました!」という投資初心者さんには、特に米国株のS&P500を指数とした投資信託がおすすめです。
他にもいろいろ魅力のある商品はありますが、それは株のことがわかってきたら後から投資を考えればいいです。
S&P500の圧倒的優秀さ
手始めに長期投資するなら米国S&P500を指標とする投資信託がいい
大事なことなので2度いいます
なぜこんなにもおすすめするかというと、シンプルに優秀だから。
どういった点で優秀かというと、こちら↓
2. その米国の主要500社の株が含まれている商品だから
3. 実績を出している商品だから
1. 米国は経済成長率が高い
人口減少の日本と違って、アメリカは人口が増え続けている国です。それだけじゃなく、先進的な技術で経済を大きく牽引していることがわかります。加えて、企業文化として、株主第一主義なため配当もしっかりしていますし、利益を上げ続けるための努力を怠っていません。
これは決して日本が怠けている、といいたいのではなく、そもそもアメリカが昔からそういう企業文化を持っているから、というだけの話です。
だから、少子高齢化にかこつけてGDPが落ち続けている日本と比べても、GDP世界一をずっと維持しているのだと思います。
2. その米国の主要500社の株が含まれている商品だから
すいません。ここまで語ってなんですがS&P500というのは投資商品名ではありません。
S&P500というのは、アメリカの主要企業500社が採用されている株価指数です。
その中にはもちろんAppleやMicrosoft、Facebookといった絶好調のIT企業から、Jonson & Jonsonといった老舗も入っています。
ちなみにS&P500の構成銘柄は以下のサイトから500社すべてを確認することができます
S&P500構成銘柄一覧 (株探サイト)
S&P500に連動した投資信託を選ぶだけで、アメリカのイケイケの企業500社に分散投資できるわけです。これは買わない手はないですよね。
そしてこの指数を基準としてこれに近づける形で作られたのが各種のインデックス投資信託商品となります。
中でも人気の投資信託は次の2つです。
・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード)
ちなみに私は後に説明する楽天の投資信託と合わせて3つとも持っています。なんとなくどれか一つに決めきれなくて3つとも購入していますが、本当は一つで十分だと思います。
3. 実績を出している商品だから
なぜS&P500を選ぶのか?とう疑問には下の実績を見てもらえれば一発で理解できるかと思います。
参照元:マネックス証券
実はIT銘柄を集めたナスダックや工業、製造業中心のダウの方が利益率が高い場合もあります。しかし、分散投資が基本となる長期投資の場合は、目先の利益よりまずは低リスクであること、確実性を重視します。その点で、主要企業を含む500社入っているS&P500は最強といえます。
おすすめS&P500投資信託2選
S&P500を指標とする投資信託商品を2つご紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(三菱UFJ)
信託報酬:0.0968%以内(年率・税込)
株価:18,035 円(2021年10月22日現在)
純資産:7257.33 億円
販売開始:2018年7月
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード)
信託報酬:0.0938%程度(年率・税込)
株価:16,535円(2021年10月22日現在)
純資産:3553.42億円
販売開始:2019年12月
つみたてNISAで扱う投資信託はほとんどが買付手数料0円で違いがないためあえて記載していません。株の保管料ともいえる信託報酬もほとんど変わりはないですね。
株価でみるとSBIが2千円ほど安いので、こちらの方が買いやすい面があります。
純資産は、このインデックスファンドの実績ともいえるもので、額が大きいほど利益を上げていると言えます。この純資産をみるとeMAXIS slimに軍配があがりそうです。
米国株全体に投資するのもアリ!
S&P500は、どちらかというと大手企業が中心に含まれています。そこがいいところなのですが、今後アメリカは大手企業に対する優遇措置を緊縮するという話がある中、本当にS&P500一択でいいのか?と考えるのも当然の流れです。
その悩みを解決するのが「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」です。
この商品は、アメリカの大企業だけじゃなく、中小企業含む約4000社の企業を対象としたインデックス投信となっています。
S&P500に比べてより幅広く投資できることになります。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
信託報酬:0.162%(年率・税込)
株価:19,202(2021年10月20日現在)
でも、こちらも結局米国株のみへの投資になるので、厳密な意味での「分散」ではない点に注意。私自身が米国株を信頼しているので、迷っているならとりあえず米国株!という投資法をおすすめしているのです。
投資のことはじめはS&P500から
今回ご紹介したSBIバンガード、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンドは、投資の手始めに購入するべき商品であり、ぶっちゃけこれ以外の商品にあまり魅力を感じないのが本音。
ですが、今の私のつみたてNISAにはこの3商品しか入っていませんが、2020年(ほんとは2019年の12月)につみたてNISAを始めて+25万円になっているので、おすすめする材料としては十分だと思っています。
シングルマザーだって資産運用できます。
一緒に頑張っていきましょう!
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