前回の更新からだいぶ間があいております。
中退した我が息子らに前回から大きな変化があったかというと、そんなことはなく、淡々と日々を過ごしてます。ブログで記事にする以上、なにかおもしろい進展がほしい所ですが、実際はこんな風におだやかな日常がいいのかもしれません。
突然ですが私は自分が「べき思考」を持っています。そして切実に直したいと思っているもののなかなかうまいこといっていません。
そんな私の「べき思考」やこういった「思考グセ」を直したいと思っている人には参考になると思うので、よければ最後までご覧ください。
昭和生まれの「べき思考」
昭和生まれで現在47歳
だから・・・というわけではないのですが「べき思考」です。
部活もスパルタでしたし、体罰もまあまあありました。
心底いやだったけどね。おかげで反発心だけは鬼のように育ちました。
さておき、べき思考の人間に「子育て」ってなかなかに大変
だって、子どもって基本親の言うことを聞かないものだから。
でも、それが受け入れられずに随分苦しみました。同様に子どもたちも大変だったでしょう。
「子どもは親のいうとおりには育たないもの(常識)」
これ、親は忘れがちですがいつでも心に留めて置かなければいけない言葉だと思います。
その思考グセ、誰かを傷つけてない?
べき思考はもとより、だいたいの思考グセって、自分だけではなく周りにも影響を及ぼします。自分の思考グセを知っておくことはもちろん大事ですが、相手の思考グセを知っていると、気をつけるべきポイントがわかって便利かもしれません。
思わぬことで相手を傷つけないように、また傷つけられないようにしたいものです。
悪い「思考グセ」を治したい!
考え方の癖(思考グセ)って誰にでもありますよね。
私の場合は「べき思考」ですが、「逃げ癖」や「どうせ○○だし…」というのも思考ぐせですね。
何かしらみんな持っているものではないでしょうか。
そしてもれなくそんな思考グセを直したいと思っているのではないでしょうか
私もいろいろ試しましたが、いまだに道半ば…(笑)
思考グセを治す方法
思考グセにはきちんとした直し方というのがあります。特に次の2つのことは重要です。
②なぜその思考の癖があるのかを理解する
※思考グセはよく「色付きメガネ」として例えられ、自分が見ている景色は様々な”思考グセ(=色)”のレンズを通して見ています。つまり自分がどんなレンズを通して相手や周りをみているのか、自分の心を観察し理解する必要があります。
自分の思考のくせに気づいても「なぜ」その思考グセがあるのかを気にする人は少ないですよね。
私もべき思考の直し方ばかり気にして、なぜ自分がべき思考を持っているのかを気にしたことはありませんでした。
あらためて考えてみると、私の場合はうまくいかないことを自分以外の周りのせいにして、「(周りが)そうすべきなのにやらないからうまくいかないんだ!」とすることで、自分は悪くないと考えていたのだと思います。愚かや・・・
今は・・・、だいぶべき思考はなくなりました。というのも、自分に降りかかってくる不利益を「誰か」のせいにしたところでな〜んも変わらんし、いいことないな、って気づいたことが大きい。
自分のコントロールの範囲外のことは、力まずこだわりから外すようにしています。これでもだいぶ変わりました。
「こだわり」を手放すのもあり
さきほどの話とつながりますが、思考グセというのは、ある意味その人の「こだわり」とも言えます。
そのこだわりを意識して手放すことで、心が楽になります。
ちょっと横道にそれますが、ヨガの世界でも『手放す』というのは、結構重要なキーワード。今話題の瞑想を説明する際も「手放す」「気づき」は頻出ワードとして登場します。
私がべき思考を手放して心が自由になったと感じた本を紹介します。
精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言
おねえ言葉でぐさっとくる言葉や、うるっとくる言葉が満載で、自分も読んでいるのですが子どもたちにも薦めています。
見開き1言葉なので読みやすいですし、気に入った言葉を口にすることで元気になるような気がします。
同じ著者でこんな本も出しています。
本屋さんで両方手に取ってどっちにしようか結構悩んだ!(笑)結局「不安が吹き飛ぶ」方にしました。でもどちらも良本だと思います。
悩みがつきないわ・・・と思っている親御さんにはぜひ読んでほしいなと思います。
物事ってなんくるないさ~
沖縄の方言になんくるないさという言葉あります。
昔はこの言葉がいい加減に思えて嫌いでした。でも今は、どんな結果も受け入れる気持ちをもって口にする「なんくるないさ」という言葉が好きです。
なんとかならないかもしれないけれど、それでも「なんくるないさ」と思うだけで、未来が明るくなるように思います。
困った時は「なんくるないさ」の呪文。唱えてみるのもいいかもしれませんよ。
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